喪失の国、日本
(2008/04/24)
![]() | 喪失の国、日本―インド・エリートビジネスマンの「日本体験記」 (文春文庫) (2004/01) 山田 和、M.K.シャルマ 他 商品詳細を見る |
日本はインド人の目にどう映るのか知りたかったので最後まで興味深く読めた。日本人にはわかりにくいカースト制のことをからめつつ、インドと日本を比較してわかりやすく説明してくれる。
私はインドに3回、合計で半年ほどいたけど、全然わかってないことがよくわかった。
本文中で旅行者に関係すると言えば買い物などの「値段交渉」のこと。私自身、インド旅行中はこれが一番やっかいなことだった。インド人に慣れてくればゲームの様に楽しめるようになるけど、そうでなければ強引なインド人のやり方に怒りが爆発して滞在中ずっと不愉快な気分になってしまう。
「人の話を聞かないインド人」と「人の話を聞き過ぎる日本人」。
権利の主張(商売)と人情を分けて考えるインド人と、情緒的な満足(気持ち、サービス)を欲しがる日本人では、そもそも違いすぎるのだから無理もないなというのが本書を読むと理解できる。
あと、インド人はお釣りを返すときに投げてよこすのだけれど、これは景気つけのために投げてよこすのだとこの本を読んで初めて知った。インドで会った旅行者はみなこのことで腹を立てていた。もちろん私も。この本を読んでから行ったらまた別な感じ方ができたのに、と思うと残念でたまらない。
他にも興味深い話がたくさんあり、著者の感じ方、考え方に驚くばかりだった。
「インド人はバカばっかり」
なんて言っている旅行者は読んでみるといいよ。
インド人のイメージがガラリと変わるから。
『今日の現地人』 ← こっちもヨロシク
listme blogpeople-旅したおかげ
≪NEW・イブラヒムおじさんとコーランの花たち |
1件ずつ表示
| OLD・運命をわけたザイル≫



すっかり読書家やねー。
おつり投げてよこしてたっけ?
別になんとも思ってなかった…。
多分私鈍感力がありすぎる気がする(汗)
KIKI- Qi8cNrCA-2008/04/25
*KIKIたん
今の家には読んだことのない本がやたらとあるからさ〜。
インドにいる時は鈍感力が高いほうがいいと思うお。w
ヒカリン- JalddpaA-2008/04/28